ナンパオトコは猛虎の夢を見るか?

尊大な羞恥心と臆病な自尊心。人喰い虎と成り果てた男の物語。果たして、人に戻れるのでしょうか。

ゴールデンカムイを観て思ったこと

最近、ゴールデンカムイというアニメを見ています。
天使が見ている横で見始めたのがきっかけでした。
 
ゴールデンカムイという物語の、ざっくりしたあらすじ・・・
 
舞台は明治時代末期の北海道。
主人公である、元陸軍兵、杉本佐一は、戦死した親友の願いを叶えるため、アイヌが秘蔵していた金塊を探す。
そのパートナーが、アイヌの少女・アシリパ。
アシリパは、殺された父の仇を討ちたいと願う。
二人は協力し、互いの目的の達成のため、戦いへと身を投じていく。
 
という話。
 
単純に、物語が面白いです。
この先どうなるんだ?
と思わせられる、ストーリー性があります。
 
ただ、それ以上に、物語の寄り道と言える、小ネタが面白い。
ゴールデンカムイを見ているだけで、アイヌ文化に詳しくなっていきます。
 
アイヌの方言だったり、価値観、食生活。
 
こんなのがあったんだ、と、毎週思わされます。
 
 
たとえば、「ヒンナ」という言葉は、どういう意味か分かりますか?
 
正解は「おいしい」という意味です。
 
 
では、「オソマ」という言葉は、どういう意味か分かりますか?
 
正解は、調べてみてください。
 
 
人の名前に使われたりもします。
 
が、それにもちゃんとした意味があるので、合わせて調べてみると面白いですよ。
 
 
 
と、ゴールデンカムイの魅力について、ざっくりと紹介しました。
 
 
 
ゴールデンカムイという作品は、とても面白いです。
ただ、面白い以上に魅力的な部分があって。
 
それは、この作品を通して、アイヌ文化に興味を持つ人が多くいるということです。
 
ゴールデンカムイという作品によって、アイヌ文化に興味を持ってもらえるという、作品のデザイン性がとても素晴らしいと思いました。
 
これを別のテーマで、別の作品として提供していけば、どんどんと需要を生み出せるんじゃないかと。
 
地域じゃなくても、国や、スポーツ、文化について、いくらでも応用ができそうです。
 
 
ということで、これからは、ゴールデンカムイを見まくって、成功の方程式を導き出そうかなと思っています。
 
いやはや、マジで作者の野田サトル先生はすごいっすわ。