ナンパオトコは猛虎の夢を見るか?

尊大な羞恥心と臆病な自尊心。人喰い虎と成り果てた男の物語。果たして、人に戻れるのでしょうか。

急に一人になるとどうなるか

今日は天使が出かけていていません。

それでいて、僕はどんな気持ちだと思いますか?

 

 

正直、とてもさみしいです。

 

世の既婚男性の方々からは、

「嫁がいないと羽が延ばせていいわ―」

などと言っているのをよく聞くので、僕もそう思うのかな、なんて思っていたのですが、そうでもなかったですね。

 

 

たしかに、天使がいなければ気兼ねなく遊びに行くことが来ます。

お昼から街をぶらぶらしたり、夜はバーに飲みに行ったり。

趣味や、勉強も何も気にすることなく楽しむことが出来ます。

 

 

でもね、やっぱり、そういう刹那的な楽しさとは違う、何かがあるんですよね。

長年連れ添った夫婦や、家族は、言葉を交わさずとも強く結ばれています。

寡黙なお父さんに、いつもニコニコしてそばにいるお母さん。

ただ、話はしなくても、ただ寄り添う二人。

 

でも、片方が亡くなったとき、涙を流すという関係。

そんなイメージ。

 

 

僕は天使と一緒にいるとき、何を考えているか、何をしたがっているか。

なんとなく分かります。

 

そういう関係になると、お互いが空気のような関係になって、自然になじんでいくんですね。

 

というわけで、今日も天使に惚れてもらうため、しこしこと筋トレに励みます。

 

今日のメニューは、腕立て、腹筋。

さて、やっていきましょう。

 

 

終わり