雨の日は勉強がはかどるぞ
今週のお題「雨の日の楽しみ方」
雨が降る休日は好きだ。
「しとしと」という雨音の中に紛れ込む、「ぴちゃん」と庇から垂れる音のリズムがとても心地よい。
雨の日はなぜか気持ちが落ち着くのだ。
雨の休日は出かけるだろうか?
雨が降ると出かける気も失せるというものだ。
傘を持たなくてはいけないため、荷物が増える。服は濡れる。お気に入りの靴は泥だらけになってしまう。
雨が降っているから、出かける人が少ないだろうと予想した人が、逆張りしていつも大行列ができている人気店に出かけるくらいだろう。
僕は出かけない派である。
逆に言えば、出かけなくてもいい。とも言える。
「家にいる」という選択肢しか残らないため、堂々と家に居られるのだ。
さて、せっかく家にいるなら何をしようか。そこでまた悩むわけだ。
テレビを見てもいいし、ゲームをしてもいい、映画を見るのもいいし、撮り溜めたドラマを見るのもいいだろう。
まず、「勉強をしよう」という人はいないと推測する。
勉強なんてつまんないし、なんで休日にまでやらなきゃいけないんだ、と。
僕もそう思う時期があった。勉強なんてつまんないし、やっても意味がない。
しかし、雨の日の勉強にはブースト効果があることが証明されたのだ。
せっかく勉強するなら、効率のいい勉強をしたいとは思わんかね?
雨のリズムはすごい
雨の降っている日の方が、記憶力が高まるという実験結果が発表されたのだ。
研究チームは、気分が物事の細部についての記憶にどのような影響を与えるかを調べる実験を行った。店舗のカウンターにおもちゃの大砲、赤いバスのおもちゃ、豚の貯金箱などの小物10個を置き、買い物客が店舗から出てきたときに、カウンターに何があったかを質問した。
研究チームを率いるジョセフ・フォーガス(Joseph Forgas)氏によると、荘厳なクラッシック音楽がかかり、寒くて風が強く雨が降っている場合のほうが、太陽の輝くよい天気のときよりも、記憶力が3倍よかったという。
また雨の日に買い物をした人のほうが、カウンターに置かれていなかった小物が存在していたように勘違いする確率が低かった。
雨の日は3倍記憶力が高まるらしい。3倍だと・・・!
記憶の成果、例えるなら英単語を1日あたりに覚えられる数が10個だとしたら、単純計算で30個覚えられる。
勉強の成果を単純に計算することは難しいところはあるが。
なんでも効率重視の現代社会において、これほどお得なことはない。
別に雨の日でなくてもいいといえばいい
とりあえずのきっかけとして、雨の日の勉強ははかどるという話であったが、本当に雨が降っている必要はない。
雨音の効果に着目した人が、色々と音源を作ってくれているから、それを聞けば同じような効果が期待できるだろう。
それでも、実際に雨が降っている休日は勉強がはかどる。
雨音+選択肢の遮断ということで、相乗効果が生まれるのだ。
雨が降ってる休日に、30分でもいいので勉強してみるといいのではないだろうか。
一つのきっかけとして。
【リラックス脳波】 美しい雨の音 3時間 【ヒーリング】 Sound of Rain 3 Hours
おわり