アニメのFateを観ました
Fate stay nightのTVアニメ版を鑑賞しました。
一番最初の無印版。
これからシリーズを通して観ていこうと思っています。
ちなみに僕はAmazonプライム・ビデオで鑑賞しました。
テレビ放送が始まったのが2006年。
作画に関しても時代を感じるものがありますね。
原作は2004年に初版が発売されたビジュアルノベルゲーム。
いわゆるエロゲーというものです。
ビジュアルノベルというのは、背景や立ち絵を写した画面に文字が表示されるものであり、感覚としては小説や映画とあまり変わらない感じがする。
しかし、それらと大きく違う点があって、それは選択肢があること。
選択肢があることで、どのストーリーが選択されるのかがかわってきます。
今回みた作品は「無印版」であり、ゲーム的には一番最初に選択されるストーリー。
「fate」通称セイバールートです。
鑑賞のきっかけは、せっかくなら放送された順番で観ていこうと思ったから。
なんとなくその方がいいのかなと思ったからです。
どの作品から鑑賞しても楽しめるようになっているとは思いますが、優柔不断の僕は流れに身を任せることとしました。
登場するキャラクター達がとても魅力的なんですよね。
ビジュアルは当然可愛く美しく、まあそりゃ理想の詰め合わせみたいになるのは当然なんですけど。
物語が進む中でキャラクターが醸造されていく感じ分かりますか?
好きになっていくんですよ。キャラクターのことを。
ルートによって好きになるヒロインが変わるというのはご愛嬌。
全てのルートを攻略して、ヒロインに恋して誰を嫁にすればいいだけの話なんですわ。
今回メインヒロインとして登場する金髪の美少女「セイバー」。
彼女はサーヴァントとして召喚され、聖杯戦争を戦うことになるんですけど、英霊になる前から戦い続けていたんですよね。
王様として戦い、最終的には死んじゃうんですけど。
戦いしか知らなかった彼女は、サーヴァントとして現世に現界するも、主人公の衛宮士郎に心を解きほぐされていきます。
最初は聖杯を手に入れるために戦うだけだったのに、士郎によって変えられていく。
生前、王としての責務を果たすただけでなく、「女性」として扱われることがなかったセイバーは、どうしても「女性」としてみようとする士郎に対して反発していたのに、だんだんと好きになっていくところもとても良い。
女として見られることに慣れていなかっただけかもしれないけど、自分はそんな風になってはいけないという頑固さがあるところもとても可愛かったりする訳だけど。
士郎が魔術師として未熟なために、魔力供給としてセイバーと性交するあたりも、魔力供給としてしょうがなく行う訳でなく、お互いに繋がりたいという感情が見えてるところもなんか微笑ましくて良いんですよね。
当然、建前としては魔力供給として「しょうがなく」という感じで、成り行きに任せている感じが逆に自然というかなんというか。
最初はなかなか笑顔も見せなかったセイバーの頬を赤らめた笑顔はいいものですわ。
途中、自分の中で葛藤するセイバーと、思うことをぶつける士郎が喧嘩するシーンがあるんですけど、まあ、さらに深くつながるためには絶対に必要なシーンだったと思う。
愛は奇跡を起こす。
今回フェイトステイナイトの「Fate」ルートを見た訳ですが、この後に上映された作品に比べると作画のクオリティとかを比べると雲泥の差なんですよね。
ほんと全然違う。
そんな訳でも、とても楽しめたのでよかったかなと。
続けて何を見るか。
Fate stay nightの10年前を描いたFate zeroも見たいところなんですけど、Amazonプライムビデオでは観れないんですよね・・・(2019年4月30日現在)
おわり