国立西洋美術館に行ってきた
国立西洋美術館って知ってる?
上野動物園の入場門へつながる通りに、大きな門が側にある建物がそれ。
東京に住んでる人なら、一度は見たことがあるんじゃないかな?
先日そこに行ってきた。
で、なかなか楽しめたわけ。
予備知識無しで。
予備知識があったらさらに楽しめるなと思って、調べてみたらなかなか面白かった。
そんなわけで、調べたことをさらっと紹介しちゃうよ。
ちなみに、大きな門っていうのは「地獄の門」といって、作者は「考える人」と同じロダンさん。
近くに「考える人」の像もあるから、セットでどうぞ。
これまたちなみに、「考える人」の像は、世界中にたくさんあるらしい。
何個あるか、正確な数は分かってないんだって。
あと、「地獄の門」にも、「考える人」がいるから、探してみてね。
隠れミッ〇ーを探すみたいで、わくわくできるかも。
展示している作品に関して、見どころはモネさんが描いた「睡蓮」。
実物を見たことがない人は多いと思うんだけど、あれ、超デカいから。
僕が初めて見たときなんか「デカっ!」って感想しかなかったもんね。
寸法でいうと、200.5×201cm。
畳と比べると、約2.5枚分。
なんかイメージ湧きづらいよね…
まあ、とにかくデカかったわけ。
ちなみに、「睡蓮」という作品は、あくまで総称であって、ここにある「睡蓮」だけが「睡蓮」じゃない。
「睡蓮」シリーズだけで、300点くらいあるらしいよ。
ここテストに出るぞー。
それぞれモチーフが違ってて、絵画の大きさもバラバラ。
とびきりデカいので、組み合わせると長さが90mくらいになるのもあるのもあるんだって。
驚きだよね。
ちなみに、モネさん、マブダチであり当時のフランスの首相ジョルジュ・クレマンソーさんに、「この自信作を寄贈するから、展示するための部屋を用意してくんろ~」って言ったとか言わなかったとか。
さてさて、あんまりモネさんの話をしてると、本題から脱線してしまうので、元に戻すよ。
過去には、「ミロのヴィーナス」の展示会を開いたことがあって、その時は、めちゃくちゃ人が集まったんだって。
ミロのヴィーナスの時は、38日間開催して、83万人が来場。
展覧会の入場者数としては、当時の最高記録だったらしいよ。
一日平均にすると、約2万2000人。
当時のディズニーランドの平均入場者数が、約4万3000人だったことを考えると、すごい人数だよね。
ちなみに、行列は、西郷隆盛像の先にある公園にまで続いてたとか。
で、この国立西洋美術館。
作品はとびきり素晴らしいものばかりなのだけど、この建物自体も素晴らしい。
設計者は、ル・コルビジェさん。
超有名だよね。
ちなみに、コルビジェさんが設計してるのは、本館だけ。
ちなみに、この建物は世界遺産登録されてるよ。
総工費は当時の金額で、3億5000万円。
現代のレートでいうと、約21億円。
※この金額は当時の物価指数から、私独自で計算したものであり、正確な金額とは言えませんこと、ご了承ください。
とまあ、とにかく高かったわけ。
で、あまりにも高かったので、その大半は、民間からの寄付で賄われたそうな。
あとあと、これは地味な小ネタなんだけど、地下に休憩所があって、そこに小窓があるんだけど、そこから中を覗くと、免震対策装置の他、建物の基礎を見ることができるから、ちょっと覗いて見るのもいいかも。
さて、ここまで、ざーっと紹介して来たけど、少しでも気になることがあったかな?
常設展なら、一般で500円で入館できるから、ふらっと寄れる良心価格。
そんなに混んでないし、デートにもいいかも。
最後にこれだけ。
本館と新館があって、新館の方は独特な匂いがするよ。
本当に独特な匂いが。
匂いフェチな人にはたまらんかもね〜。
おわり